忙しいママ向けのストレス解消法
意識的に「泣いて」みる
ストレス解消には、「泣く」ことが効果的です。私たちは副腎皮質から分泌されるストレスホルモン「コルチゾール」によってストレスを中和しながら日常を過ごしていますが、ストレスを抱え込みすぎると正常な量のコルチゾールが分泌されなくなります。
しかし、泣くことによって脳の血流が改善されて副交感神経に余裕が生まれるため自律神経のバランスが整いリラックス効果が得られ、さらに「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌も活性化されストレス解消になります。最近では、ストレスが溜まったときや気分が沈んだときなどに積極的に泣いて心のデトックスを図る「涙活(るいかつ)」に注目が集まっているので、悲しい映画や小説などの鑑賞で涙を流してみてはいかがでしょうか。
ゆっくり入浴してリラックスする
入浴には体の汚れや老廃物を洗い流すだけではなく、温熱作用による血流の改善や、筋肉や関節の緊張を緩めて体の疲れを取る効果があります。これらによって気持ちがリラックスし、ストレス緩和に効果のあるβエンドルフィンやセロトニンの分泌も盛んになるため、ストレス解消に効果的です。 ポイントはおへその上まで浸かる「半身浴」を20分程度することと、お湯の温度を38~40度程度の「ぬるめ」にすることの2点です。ぬるま湯による半身浴は体への負担が少なく、効率よく全身に血液を巡らせることができるため、気分が落ち着き良質な睡眠を取ることにもつながります。よりリラックスするために、好きな香りのアロマオイルなどを加えるのもおすすめです。